現在の浴室のサイズでオーダーメイドできるユニットバスでリフォームしましょう

在来工法で作られた浴室の場合、設計・施工の自由度が高いことから浴室のサイズが変形サイズの場合もあり、そのサイズのままでユニットバス（システムバス）リフォームすると現在の浴室よりもかなり小さくなってしまいます。
と言いますのも、ユニットバスには規格サイズがあるからです。内装工事をして浴室を広げない限りは、その浴室に収まるサイズのユニットバスを使うしか方法がありませんので、必然的に浴室が小さくなる、というわけです。

このように、坪数では4通り、サイズと浴室内寸では8通りの規格があります。ユニットバスのカタログなどをご覧になると、「1216」や「1317」のようなサイズ表記を目にされることが多いと思いますが、4桁の数字のうち前の2桁が間口（幅）を、後ろの2桁が奥行きを示しています。

1つご注意いただきたいのは、「浴室内寸」とあるように示されているサイズは内寸であり外寸ではないということです。浴室内寸の表記は全メーカー共通ですが、メーカーごと、商品ごとに外寸は異なります。ですから、内寸はもちろんのこと外寸まで踏まえて、お宅の浴室に収まるユニットバス（システムバス）を選択しなければなりません。浴室内寸が収まるからと言って、お宅の浴室に必ず収まるわけではありません。ですので、規格サイズのユニットバスですと、現在の浴室よりも随分狭くなってしまう場合があります。

ここまでのお話の内容ですと、浴槽で足を伸ばせる広いお風呂へリフォームすることなんてできなさそうですが、現在の浴室のサイズに合わせたユニットバス（システムバス）をオーダーできる商品があります。タカラスタンダードさんの「<a href="http://www.takara-standard.co.jp/freesize/index.html" title="ぴったりサイズシステムバス" class="icon--open-blank">ぴったりサイズシステムバス</a>」という商品です。

「ぴったりサイズシステムバス」ですと、間口が約145cm、奥行きが約100cmの浴室サイズからオーダーできます。規格サイズのユニットバスと比較して20%割高になりますが、浴室を広げるための内装工事にかかる費用や、浴室を広げられないといったことと天秤にかけてみて、どうされるか検討されると良いと思います。