ご質問

屋根にヒビが入っているのですが、大丈夫ですか?

回答

雨漏りの原因になりますので、早急に対処してください

ヒビが入る原因としては経年劣化の他に、アンテナ工事や塗装工事などで無造作に屋根の上を歩くことがあります。ヒビを見つけたら、早急な対処が必要です。

コロニアル屋根・カラーベスト屋根・スレート屋根などの場合は、石綿(アスベスト)の使用が問題となり、それが含まれないカラーベストへと切り替わった当時(平成元年頃)の製品に、自然にヒビ割れが発生することがあります。ヒビ割れを見つけられたら、屋根のリフォーム業者へ早めに相談し、修理してもらってください。

また、古いセメント瓦の場合は、ヒビの部分をシリコンで補修する方法しかありません。古いセメント瓦には石綿(アスベスト)が使われていることから現在は製造されておらず、補修用(葺き替え用)の瓦を手に入れられないからです。

アンテナ工事や塗装工事などでは、どうしても屋根に登り歩かなければなりませんから、それは致し方のないことです。新しい屋根でも後々ヒビの原因とならないように慎重に丁寧に、古い屋根であれば細心の注意を払い、ヒビが入らないようにしなければなりません。