お悩み
畳からフローリング、カーペットからフローリングなど... 床材を変えるリフォームをしたいのだけど、簡単にできるものですか?
解決策・アドバイス畳敷きの和室をフローリングの洋室にリフォームする際は、必ず床の高さを上げてやりましょう
畳敷きのときの床のままでフローリング材を貼ると、部屋の入り口との段差が大きくてとても危険です。必ず床の高さを上げて、入り口の床の高さと揃えてやりましょう。
日本興業規格(JIS規格)にて、畳の厚さは55~60mmと決められています。一方、一般的によく用いられている「複合フローリング材」の厚さは12mm(リフォームの重ね貼り専用の材は6mm)です。従って、畳敷きの和室をフローリングの洋室へとリフォームする場合、畳を取ったあとの床にそのままフローリング施工してしまうと約40mm程度の段差が生じてしまうことになります。
ですので、和室から洋室へリフォームする際には、畳の高さまで床を上げてやらなければなりません。畳を取ったあと、根太(ねだ)・コンパネを使って床の高さを上げてからフローリング材を貼ります。
このとき、元の床と新しい床の間に断熱材を入れると、冬暖かい床、部屋になりますよ。