お悩み

屋根が色褪せて来たり、ヒビもあったり...リフォームが必要なのかな?と思っていますが、リフォーム費用はどれくらい?

解決策・アドバイス

ヒビや割れを見つけたら、早めに補修をしましょう。屋根材1枚からの補修も可能です

築10年以内のお宅でしたら、屋根材にヒビや割れがあってもスグ雨漏りになることはありませんが、放っておくとそこから下地材が腐食していずれ雨漏りの原因になってしまいます。

ヒビや割れの原因としては、アンテナ工事や塗装工事の際に屋根の上を歩くことや何か硬いもの(最近では異常気象!?で、とんでもない大きさのヒョウが降って来たり)が飛んで来て当たったこと、落雷などが挙げられます。そもそも、セメントを原材料とした5〜10mm程度の厚さの板ですから、それほどの強度がある屋根材ではありません。
また、石綿(アスベスト)の使用が問題となり、それが含まれないカラーベストへと切り替わった当時の製品に、自然にヒビ割れが発生することがあります。<span style="text-decoration: line-through;">平成元年頃以降のものが該当します。</span>

築年数がまだ浅いお宅、具体的には築10年以内でしたら、屋根材の下に敷いている下地材がまだしっかりしていますので、スグにスグ雨漏りに直結することはありませんが、放っておくと日差しや風雨に直接さらされて下地材が傷み、雨漏りの原因となります。さらには、その雨漏りが原因となりお家全体の性能劣化にも繋がっていってしまいます。

ですので、ヒビや割れを見つけたら早めに対処、補修することが重要です。屋根材をすべて交換する必要はなく、ヒビや割れがある箇所のみ、1枚からの交換もできますので屋根のリフォーム業者に相談して修理・交換してもらってください。放っておいて屋根の修理に多額の出費が必要になってしまうよりも、必要な箇所だけ修理・交換する方が、断然安価に済ませられます。

とは言え、屋根の上は見づらいですし、上ってまで確認するとなると大変なことです。何よりもまず、危険です。また、ご自身で点検のために歩いている最中に割ってしまった...なんてことがあると、何のために屋根に上ったのだか...となりますので、専門の業者へ依頼して定期的に屋根診断を受けられるのがオススメです。当社では無料で点検を承っています。